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海老彰子さんから学ぶ♩

こんにちは♪


(日々ブログの存在を忘れがちなのですが、最近思い出したので、しばらく何か書きつづけようと言う気になっております)


昨日は、大ピアニスト海老彰子さんのコンサート&マスタークラスを聴講してきました♪



今年も前半が海老先生のコンサートで、

ドビュッシーの版画&ラヴェルのソナチネ


後半が若いピアニストのためのマスタークラスで、


朴沙彩さん:バラード2番(ショパン)

山﨑夢叶さん:ポロネーズ5番(ショパン)

八木大輔さん:ソナタ1番(シューマン)


をそれぞれ先生がレッスンなさっていました。



前半のコンサートは相変わらず音がクリアで

これぞ芸術というような美しさ。

しかも海老先生、60歳くらいかと思っていたらもう73歳らしいのですが、難しいフランス物をしっかりと暗譜されていました🫨

後半のマスタークラスで全員に強く仰られていた、「音で自分の解釈、意見を話すこと」これがとても強く伝わってくる演奏で

あっという間の2曲でした🎵


後半のマスタークラスはもうかなり上級の方々が演奏されるのですが、それでも先生のレッスンを通じてまたグングンと演奏が素敵になっていくのが見ていて魔法のようでした🪄


特に印象に残っていること


「ホール全体を楽器だと思うこと」

部屋との違いはリバーブ(響き)の量。

ペダルを踏むとせっかく弾いても全てかき消されてしまうので、よく聞いて。全部の音がちゃんと客席に届くことを配慮して


「身体の動きは無駄なく」

ピアノは空間の芸術。例えばふんわりと動かすか、パリッと動かすか、音を出した後次の音に向かうまでの身体の動きで、次の音は変わる。そして例えば最後の音の後もすぐに動かないで(音空間が動いてしまうから)


「自分がどう捉えたか、弾くのではなく話す」

常に曲を分析し、自分でイマジネーションを持つ。自分の感じていないことをやると(例えば先生に言われたからやる)おかしくなる。指で一生懸命弾くのではなく(もちろんそのハノンのような素地はとても大切だけれども)語ることが大切。語り方は曲によってそれぞれ違う、音色もタッチもイマジネーションを持てばあとはピアノが教えてくれる




などなど、、

この他これをどうやったら実現出来るのか?など技術的なことも詳しく仰っていました。

生徒さんにはレッスンで伝えたいと思っています🪄



良い音を浴びると心も身体も元気になるんだなあと昨日も痛感しました🌼



「伝えたいことが全身で話せるように」

常に意識していよう〜☺️✨



読んでくださった方ありがとうございました❤️‍🔥



大島ゆかり

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