骨格にあった演奏スタイル
- Happy Piano ♩

- 10月23日
- 読了時間: 3分
こんにちは♩
急に寒くなって参りましたね。
教室では元気にレッスンしています😼
本日はピアノの奏法に関して…💡
たくさん練習して楽譜通り弾けていて、別に変じゃないけど、なんだかしっくりこない。良い演奏だけど、何か足りない気がする。またそもそも練習が疲れる、時間がかかる、自信がもてない。いらいらする。…そんな経験、皆様もありますか?
私自身、最近本番が続き、楽器演奏の際の疲れが出やすくなり…これは楽器を扱う際の身体の使い方に問題があるのでは?と本能的に感じ、ここ数年研究を重ねていました。
そんな折、先日共演させていただいたヴァイオリニストの三又先生にかなり具体的なアドバイスを頂き、さらにプロのピアニストかつ骨格のスペシャリストである泉谷地春先生との出会いもあって、少しずつこの疑問に答えが出てきました☺️🍀
簡単に言うと、一人ひとりの骨格に応じた姿勢や演奏スタイルがあり、それぞれに合ったスタイルで演奏をすることで、身体も頭も心もリラックスした状態で音楽に集中できるという…✨
まず自分で試したところ、驚くほど楽に理想の音色が出るようになり…さらに私とは違う様々なタイプの何人かの生徒さんにも色々な方法を試してみてもらったところ「楽に弾ける、信じられない😳」と✨
体幹が安定することにより脳の働きも安定するため、人によっては譜読みスピードや仕上がりまでの速さも大きく変わるようです。
一般的に広く知られている奏法でも、弾く人によっては無理のあるフォームであり、でもピアノの場合、奏法のパターンはそれほど多くは扱われていないため(特に幼少期の導入)実は合わない方法でアプローチしている可能性は大いにあります。(その無理を続けた結果、ピアノが嫌になって辞めるくらいならまだ良いですが、身体を壊して弾けなくなる学生やピアニストが、世の中にはたくさんいます。)
私の仕事は、生徒さんが健康で無理なく幸せに演奏できることを前提に、そこから個々の本能的に持つ音楽の魅力をみつけて引き出して、本人や聴く人をさらに幸せに導くことだと思っています。
そもそもこの理論はスポーツから生まれたもので、オリンピック選手やプロ野球、プロゴルフ会ではもう当たり前の理論となっているものを楽器に応用したものだそう。保守的なピアノ教育の現場にはまだあまり降りてきていないようですが、一流の演奏家の世界には少しずつ広まっているようです。
演奏もスポーツと同じように身体を使って表現するもの。それぞれに合ったやり方があるはずなので、私自身の提案の引き出しを増やし、さらに一緒に見つけていきたいと思います🎹
(ちなみに先日まで開催されていたショパンコンクールはまさに個性を最大限に生かした奏法の宝庫で、素晴らしい演奏を聴きつつ、見ていてとても勉強になりました☺️)
長々と語りましたが、通われている生徒さんはあまり考えず楽に弾いてくれれば、あとは私が良いところを見つけて引き出していくので、ご安心ください😼
さて。笑
マニアックなことが長くなりましたが、
来年度の募集(金曜日を新開講したため、お仲間が増えたら嬉しいです☺️お気軽にお問い合わせ下さい)や発表会のこと(1/12祝日、おおみやReiboC Hall)のことなども、またお伝えできたらいいなと思っています♪
それではまた
寒くなってきましたので
お身体ご自愛下さい❄️




コメント